江戸時代に使用していた太陰太陽暦では、現在の暦とは異なり月の日数は、30日(大の月)か29日(小の月)で、
毎年同じ月でも日数が変わりました。そのため、生活の上では、その年の何月が大の月か?小の月か?
を知ることが重要でした。ただ当時は、暦の自由売買は禁止されていました。
そこで、小さな摺物(非売品の私的な版画)に描かれた絵の中に大小の月をしのばせて、
ユーモアやウィットに富んだデザインの暦が制作されるようになりました。
これは大小暦であり絵暦(えごよみ)と呼ばれるもので謎解きカレンダーとして大流行しました。